4-3-2-6 背理法を利用した証明

問題 1
ある命題を証明する時、
「その命題が成り立たないと仮定すると矛盾が生じる。
したがってその命題は成り立つ」
と主張するような証明法をなんといいますか?

正解  :背理法

問題 2
√3が無理数であるならば、4+√3も無理数であることを証明しましょう。
       と仮定すると
4+√3は有理数であるから有理数aを用いて
4+√3=aと表せる。
これを変形すると
√3=②      
a,-4はともに③       である。
これは左辺の√3が無理数であることに④      
よって √3 が無理数であるならば4+√3も無理数である。
①に当てはまる式、文を選びましょう。

正解  :4+√3が無理数でない

問題 3
√3が無理数であるならば、4+√3も無理数であることを証明しましょう。
4+√3が無理数でないと仮定すると
4+√3は有理数であるから有理数aを用いて
4+√3=aと表せる。
これを変形すると
√3=②      
a,-4はともに③       である。
これは左辺の√3が無理数であることに④      
よって √3 が無理数であるならば4+√3も無理数である。
②に当てはまる式、文を選びましょう。

正解  :a-4

問題 4
√3が無理数であるならば、4+√3も無理数であることを証明しましょう。
4+√3が無理数でないと仮定すると
4+√3は有理数であるから有理数aを用いて
4+√3=aと表せる。
これを変形すると
√3=a-4
a,-4はともに③       である。
これは左辺の√3が無理数であることに④      
よって √3 が無理数であるならば4+√3も無理数である。
③に当てはまる式、文を選びましょう。

正解  :有理数であるから右辺のa-4は有理数

問題 5
√3が無理数であるならば、4+√3も無理数であることを証明しましょう。
4+√3が無理数でないと仮定すると
4+√3は有理数であるから有理数aを用いて
4+√3=aと表せる。
これを変形すると
√3=a-4
a,-4はともに有理数であるから右辺のa-4は有理数である。
これは左辺の√3が無理数であることに④      
よって √3 が無理数であるならば4+√3も無理数である。
④に当てはまる式、文を選びましょう。

正解  :矛盾する

問題 6
√5が無理数であるならば、√5+2も無理数であることを証明しましょう。
                  と仮定すると
√5+2は②             
これを変形すると
√5=a-2
a,-2はともに③          
これは左辺の√5が無理数であることに④      
よって √5 が無理数であるならば√5+2も無理数である。
①に当てはまる式、文を選びましょう。

正解  :√5+2が無理数でない

問題 7
√5が無理数であるならば、√5+2も無理数であることを証明しましょう。
√5+2が無理数でないと仮定すると
√5+2は②             
これを変形すると
√5=a-2
a,-2はともに③          
これは左辺の√5が無理数であることに④      
よって √5 が無理数であるならば√5+2も無理数である。
②に当てはまる式、文を選びましょう。

正解  :有理数であるから有理数aを用いて √5+2=aと表せる。

問題 8
√5が無理数であるならば、√5+2も無理数であることを証明しましょう。
√5+2が無理数でないと仮定すると
√5+2は有理数であるから有理数aを用いて √5+2=aと表せる。
これを変形すると
√5=a-2
a,-2はともに③          
これは左辺の√5が無理数であることに④      
よって √5 が無理数であるならば√5+2も無理数である。
③に当てはまる式、文を選びましょう。

正解  :有理数であるから右辺のa-2は有理数である。

問題 9
√5が無理数であるならば、√5+2も無理数であることを証明しましょう。
√5+2が無理数でないと仮定すると
√5+2は有理数であるから有理数aを用いて √5+2=aと表せる。
これを変形すると
√5=a-2
a,-2はともに有理数であるから右辺のa-2は有理数である。
これは左辺の√5が無理数であることに④      
よって √5 が無理数であるならば√5+2も無理数である。
④に当てはまる式、文を選びましょう。

正解  :矛盾する

問題 10
√3が無理数であるならば、√6+√2も無理数であることを証明しましょう。
√6+√2が無理数でないと仮定すると
           
有理数aを用いて
√6+√2=aと表せる。
この両辺を2乗すると
      =a²
2√12=a²-8
4√3=a²-8
    =
a²-8
4

右辺の
a²-8
4
は有理数であるから
左辺の④         
したがって⑤         。
①に当てはまる式、文を選びましょう。

正解  :√6+√2は有理数であるから

問題 11
√3が無理数であるならば、√6+√2も無理数であることを証明しましょう。
√6+√2が無理数でないと仮定すると
√6+√2は有理数であるから
有理数aを用いて
√6+√2=aと表せる。
この両辺を2乗すると
      =a²
2√12=a²-8
4√3=a²-8
    =
a²-8
4

右辺の
a²-8
4
は有理数であるから
左辺の④         
したがって⑤         。
②に当てはまる式、文を選びましょう。

正解  :6+2√12+2

問題 12
√3が無理数であるならば、√6+√2も無理数であることを証明しましょう。
√6+√2が無理数でないと仮定すると
√6+√2は有理数であるから
有理数aを用いて
√6+√2=aと表せる。
この両辺を2乗すると
6+2√12+2=a²
2√12=a²-8
4√3=a²-8
    =
a²-8
4

右辺の
a²-8
4
は有理数であるから
左辺の④         
したがって⑤         。
③に当てはまる式、文を選びましょう。

正解  :√3

問題 13
√3が無理数であるならば、√6+√2も無理数であることを証明しましょう。
√6+√2が無理数でないと仮定すると
√6+√2は有理数であるから
有理数aを用いて
√6+√2=aと表せる。
この両辺を2乗すると
6+2√12+2=a²
2√12=a²-8
4√3=a²-8
√3=
a²-8
4

右辺の
a²-8
4
は有理数であるから
左辺の④         
したがって⑤         。
④に当てはまる式、文を選びましょう。

正解  : √3が無理数であることに矛盾する。

問題 14
√3が無理数であるならば、√6+√2も無理数であることを証明しましょう。
√6+√2が無理数でないと仮定すると
√6+√2は有理数であるから
有理数aを用いて
√6+√2=aと表せる。
この両辺を2乗すると
6+2√12+2=a²
2√12=a²-8
4√3=a²-8
√3=
a²-8
4

右辺の
a²-8
4
は有理数であるから
左辺の √3が無理数であることに矛盾する。
したがって⑤         。
⑤に当てはまる式、文を選びましょう。

正解  :√6+√2は無理数である

問題 15
nを自然数とするとき
√2が無理数であるならば、√2n も無理数であることを証明しましょう。
√2n が有理数であると仮定すると
有理数aを用いて
        
これを変形すると
        =
a
n

a
n
は有理数であるから
√2が無理数であることに③     
したがって
                 
①に当てはまる式、文を選びましょう。

正解  :√2n=aと表せる

問題 16
nを自然数とするとき
√2が無理数であるならば、√2n も無理数であることを証明しましょう。
√2n が有理数であると仮定すると
有理数aを用いて
√2n=aと表せる
これを変形すると
        =
a
n

a
n
は有理数であるから
√2が無理数であることに③     
したがって
                 
②に当てはまる式、文を選びましょう。

正解  :√2

問題 17
nを自然数とするとき
√2が無理数であるならば、√2n も無理数であることを証明しましょう。
√2n が有理数であると仮定すると
有理数aを用いて
√2n=aと表せる
√2=
a
n

a
n
は有理数であるから
√2が無理数であることに③     
したがって
                 
③に当てはまる式、文を選びましょう。

正解  :矛盾する

問題 18
nを自然数とするとき
√2が無理数であるならば、√2n も無理数であることを証明しましょう。
√2n が有理数であると仮定すると
有理数aを用いて
√2n=aと表せる
これを変形すると
√2=
a
n

a
n
は有理数であるから
√2が無理数であることに矛盾する
したがって
                 
④に当てはまる式、文を選びましょう。

正解  :√2が無理数であるならば、√2n も無理数である