2-1-5-2 短歌の表現技法
問題 1
あるものを他にたとえる表現技法をまとめてなんといいますか。 (漢字二字)
正解 :比喩
問題 2
「ように・みたいに」などを用いて、直接明らかに示して例える表現技法をなんといいますか。
正解 :直喩
問題 3
比喩であることを直接示さず、たとえるものと直接むに結びつける表現技法をなんといいますか。
正解 :隠喩
問題 4
人間以外のものを人間にたとえる表現技法をなんといいますか。
正解 :擬人
問題 5
ひらがなで答えましょう。
正解 :ごと
問題 6
「滝の如く汗が流れてくる」はどんな意味ですか。
正解 :滝のように汗が流れてくる。
問題 7
次の短歌は語順を入れ替えて、読者の印象を強めています。このような表現技法をなんといいますか。
金色の ちひさき鳥の かたちして
銀杏散るなり 夕日の岡に
(与謝野晶子)
銀杏散るなり 夕日の岡に
(与謝野晶子)
正解 :倒置
問題 8
次の短歌は終わりに名詞をおいて、強めたり、余韻を残したりしています。このような表現技法をなんといいますか。
うらうらと 照れる光に けぶりあひて
咲きしづもれる 山ざくら花
(若山牧水)
正解 :体言止め
問題 9
句の初めまたは終わりに同じ音を並べて、歌にリズムをつける表現技法をなんといいますか。
やはらかに 柳あをめる
北上の 岸辺しべ目に見ゆ
泣けとごとくに
(石川啄木)
正解 :押韻
問題 10
短歌では、時として決まったリズム(五七五七七)を破ることができる。
正解 :正しい
問題 11
次の短歌の三句のように、決まった拍数を超えていることをなんといいますか。
こらへゐし 我のまなこに 涙たまる
一つの息の 朝雉のこゑ
(斎藤茂吉)
正解 :字余り
問題 12
次の短歌の初句のように、決まった拍数に足りないことをなんといいますか。
たふれん たふれんとする 波の丈を
ひた押しにして 来る力はも
(木下利玄)
正解 :字足らず
問題 13
字余りにはどのような効果があると考えられますか。
正解 :作者の感動がおさまりきらないほど盛り上がったことを伝える効果。