2-1-4-2 文語詩・口語詩

問題 1
ひらがなで答えましょう。

正解  :ぶんごし

問題 2
ひらがなで答えましょう。

正解  :こうごし

問題 3
文語体で書かれていれば文語詩である。

正解  :正しい

問題 4
歴史的仮名づかいで表記されていれば文語詩である。

正解  :正しくない

問題 5
口語体で書かれていれば口語詩である。

正解  :正しい

問題 6
歴史的仮名づかいで表記されていても、現代語(口語文法)で表されていれば口語詩である。

正解  :正しい

問題 7
文語詩ですか、口語詩ですか。
初恋 島崎藤村

まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり

やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に
人こひ初めしはじめなり

わがこゝろなきためいきの
その髪の毛にかゝるとき
たのしき恋の盃を
君が情に酌みしかな

林檎畑の樹の下に
おのづからなる細道は
誰が踏みそめしかたみぞと
問ひたまふこそこひしけれ

正解  :文語詩

問題 8
文語詩ですか、口語詩ですか。
道程 高村光太郎

僕の前に道はない
僕の後ろに道はできる
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた廣大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の氣魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため

正解  :口語詩

問題 9
文語詩ですか、口語詩ですか。
寂しき春 島崎藤村

したたり止まぬ日のひかり
うつうつまはる水ぐるま
あをぞらに
越後の山も見ゆるぞ
さびしいぞ

一日いちにちもの言はず
野にいでてあゆめば
菜種のはなは波をつくりて
いまははや
しんにさびしいぞ

正解  :文語詩

問題 10
文語詩ですか、口語詩ですか。
竹 萩原朔太郎
光る地面に竹が生え、
青竹が生え。
地下には竹の根が生え、
根がしだいにほそらみ、
根の先より繊毛が生え、
かすかにけぶる繊毛が生え、
かすかにふるえ。

かたき地面に竹が生え、
地上にするどく竹が生え、
まっしぐらに竹が生え、
凍れる節節りんりんと、
青空のもとに竹が生え、
竹 竹 竹が生え。

正解  :口語詩

問題 11
現代詩は口語詩のほうが多い。

正解  :正しい

問題 12
令和の時代に文語詩をつくっている人はいない。

正解  :正しくない

問題 13
口語詩よりも文語詩のほうが新しい。

正解  :正しくない

問題 14
口語詩が生まれたのは近代が終わり、現代になってからである。

正解  :正しくない

問題 15
文語詩・口語詩という分類は、詩の何を基準に分けたものですか。

正解  :文体